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京都
第103回 京料理展示大会

2008年12月

毎年、“事始め”にあたる12月13、14日の両日にわたり開催される「京料理展示大会」。第103回目となる今年も、日本料理の原点であり、今から100年前にうま味を発見した池田菊苗博士の生まれた地、京都で開催され、昨年に引き続き、うま味インフォメーションセンターも4度目の出展を果たした。

主催の京都料理組合は、そのルーツが約260年以上にさかのぼる由緒ある団体。この展示大会は、老舗料亭が伝統技能としての京料理の技を披露する場として毎年恒例で開かれている京料理の祭典である。

会場の展示を見る上七軒の舞妓さん尚可寿(なおかず)さん市照(いちてる)さん(左から)
会場の展示を見る上七軒の舞妓さん尚可寿(なおかず)さん、市照(いちてる)さん(左から)


今年の開催は、週末と重なり、例年以上の大盛況。入場者数は8000人を記録した。会場となった京都市勧業館“みやこめっせ”では、組合会員店など255店が、海の幸、山の幸をふんだんに使ったおせちなどの料理を披露したほか、料理人による京料理教室、生間流式包丁やマグロ解体の実演、京野菜の販売、五花街の舞い、裏千家の呈茶、また、解体したマグロの寿司やふぐなどが味わえる特設食堂など多彩な催しを用意し、多くの来場者が目や舌で京料理を楽しんでいた。

見事な京料理の展示
みごとな京料理の展示

うま味インフォメーションセンターの展示スペースでは、この2008年が「うま味発見100年」の記念すべき年であることを大きくアピール。うま味成分が多く含まれる食品の紹介や「世界のうま味マップ」をはじめ、100周年を記念して開催した「うま味サミット in サンフランシスコ」「うま味サミット in ニューヨーク」の活動紹介パネルを展示した。

また、東京築地にある老舗料亭「つきぢ田村」の料理長・田村隆氏による「だしの取り方」や、先週、京都で行われた「うま味サミット in 京都」の中の公開市民講座、日本料理アカデミー理事長 村田吉弘氏による基調講演「世界で注目される日本料理」を放映、多くの来場者がモニターの前で足を止め映像に見入っていた。

ブースを訪れた日本料理アカデミー理事長 村田吉弘氏
ブースを訪れた日本料理アカデミー理事長
村田吉弘氏


さらに今回は、昆布の水だしの試飲を約1000人の来場者の方々に実施、京都市長 門川大作氏もブースに訪れ参加した。他にも、料亭の主人たちや専門学生など、プロの料理人、料理人を目指す学生なども一般来場者に混じってたくさんブースに立ち寄り熱心にパネルを見学。池田菊苗博士の生まれた地、京都で、たくさんの人々にうま味を実感してもらうよい機会となった。

昆布だしを試飲する京都市長 門川大作氏、京都料理組合組合長 髙橋英一氏
昆布だしを試飲する京都市長 門川大作氏
京都料理組合組合長 髙橋英一氏


 
   
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