琵琶湖には冬が近くになるとシベリアからマガモが飛来してきます。長い距離を旅して身が引き締まり、冬の寒さから身を守るために脂が多くついたマガモは、しっかりとした歯ごたえと脂身の甘さが特徴で、豆腐やねぎ、白菜などの野菜と一緒に煮込む鴨鍋は人気料理です。 もともと琵琶湖のカモは、魚用の仕掛け網にかかったものを魚屋さんが扱うものでした。現在は冬期に限って猟が許されており、鴨料理は11月から3月までの季節限定となっていますが、近年では天然のマガモを飼育・販売しているところもあります。
冬の寒い時期にいただく鴨鍋は絶品ですね。鴨や野菜類からうま味成分は鍋の中に溶けだして、脂身の甘さとマッチして美味しくなります。うま味がたっぷりあるものを食べると身体があたたまりますね。
RECIPE_HEADEND MATERIAL_TITLE MATERIAL_HEAD(2人分)
・鴨肉 200g
・長ねぎ 2本
・しいたけ 2個
・豆腐 1/4丁
・糸こんにゃく 100g
・水菜 1束
MATERIAL_2
A だし汁 1600ml
酒 160ml
みりん 120ml
薄口しょうゆ 120ml
MATERIAL_FOOT① 鴨肉は薄く切り、その他の材料は食べやすい大きさに切る。Aをあわせておく。
COOKING3② あわせたAのうち適量を鍋に入れて煮立たせる。
③ 鴨肉以外の材料を入れて煮立たせる。鴨肉を入れて肉の色が変わったら出来上がり。
POINT_START2・だし汁は、昆布とかつお節でとる一番だしを使用しましたが、和風顆粒だしでも代用できます。
・鴨肉は加熱しすぎると固くなるので、煮すぎないようにしてください。
・小ねぎや粉さんしょうなどのお好みの薬味を添えるとより美味しく召し上がれます。
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