日本の 郷土料理と うま味
岡山県 の郷土料理

ぶり雑煮

ぶり雑煮

お正月に欠かせない料理である雑煮は地域によって様々ですが、岡山県の海に近い南部エリアではブリを入れるのが定番です。ブリは、ヤズイナダ、ハマチ、ブリと成長するたびに名前が変わっていく出世魚で縁起が良いとされ、おめでたい席の料理に用いられます。具材は、ほうれん草の他、大根、にんじん、ごぼう、ゆり根など根菜類を入れます。ブリと出汁、たっぷりの具材のうま味が味わえます。

出典:農林水産省Webサイト『うちの郷土料理』をもとに作成
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/41_13_okayama.html

材料

(5人分)
丸餅 10個
ぶり 5切(約300g)
大根 100g
にんじん 50g
ほうれん草 100g
ゆり根 1/2個
昆布とかつお節のだし汁 適量
しょうゆ 適量

つくり方

① ぶりは湯通ししておく。ほうれん草はゆでて3cm程に切る。
② 大根とにんじんは、少し大きめの半月切りまたはいちょう切りにする。ゆり根は1枚ずつはがす。

③ だし汁に大根とにんじんを入れて煮て、しょうゆで味を調える。ゆり根を入れてさっと煮る。

④ 別の鍋で餅を煮る。
⑤ 碗に具材を盛り付けだし汁を入れる。

POINT

・だし汁は和風顆粒だしでも代用できます。その場合はしょうゆを減らして塩分を調整してください。