うま味成分 | グルタミン酸ナトリウム |
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イノシン酸ナトリウム |
まず、昆布だしとかつおだしそれぞれのうま味を確かめてから相乗効果を体験します。
※昆布だし、かつおだしの作り方は「うま味を知る」を参照。
味わい方
先に味わった1昆布だし、2かつおだし各々のだしよりも2つのだしを合せた4の方がうま味を強く感じたと思います。これがうま味の相乗効果です。単独のだしよりも7~8倍のうま味の強さがあります。和食の基本となる一番だしは、この昆布だしのうま味成分のグルタミン酸ナトリウムとかつおだしのうま味成分のイノシン酸ナトリウムによるうま味の相乗効果を利用しています。
うま味成分 | グルタミン酸ナトリウム |
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イノシン酸ナトリウム |
野菜のみで調理した野菜ブイヨン(グルタミン酸ナトリウム)と鶏肉だけで作ったチキンブイヨン(主にイノシン酸ナトリウム)を使い、うま味の相乗効果を体験します。
※野菜ブイヨン、チキンブイヨンの作り方は「うま味を知る」を参照。
まず、野菜ブイヨン、チキンブイヨンそれぞれのうま味を確かめてから相乗効果を体験します。
味わい方
先に味わった1野菜ブイヨン、2チキンブイヨン各々のだしよりも2つのだしを合せた4の方がうま味を強く感じたと思います。これがうま味の相乗効果です。単独のだしよりも7~8倍のうま味の強さがあります。 西洋料理や中華料理の基本となるブイヨンや湯(タン)は、この野菜ブイヨンのうま味成分のグルタミン酸ナトリウムと肉や魚のうま味成分のイノシン酸ナトリウムによるうま味の相乗効果を利用しています。
うま味成分 | グルタミン酸ナトリウム |
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材料
作り方
味わい方
味の印象はどうでしたか?
1の野菜ブイヨンは、にんじんやセロリなどの野菜の味がバラバラに感じられたと思います。
次に味わった2のブイヨンではうま味が足されたことでうま味が強くなっただけではなく、全体にまとまりが感じられるようになります。これがうま味の効果のひとつです。
うま味成分 | グルタミン酸ナトリウム |
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イノシン酸ナトリウム |
材料 |
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作り方
味わい方
味の印象はどうでしたか?
1の野菜ブイヨンは、0.3%の食塩ではかなり物足りない味に感じられたと思います。
2のブイヨンは野菜ブイヨンに鶏肉を加えて作ったものです。通常のスープ類は塩分が約0.7~0.9%ですが、このブイヨンにも野菜ブイヨンと同様に食塩が0.3%しか入っていません。
野菜ブイヨンと比べるとそれほど物足りないとは感じられません。うま味がしっかりとあると塩味が弱くても味全体の物足りなさを減らすことができます。
このようにうま味を活用すると上手に減塩することができます。