日本の 郷土料理と うま味

北海道・東北 の郷土料理

福島県
キャベツ餅
キャベツ餅
福島県の郷土料理「キャベツ餅」は、郡山市の逢瀬地区で80年以上前から食べられているそうです。米やキャベツを育てている農家さんが自給自足を行う中で生み出したといわれており、炒めたキャベツとつきたての餅を絡める食感のコントラストが楽しい一品です。
北海道
鮭のチャンチャン焼き
鮭のチャンチャン焼き
北海道の郷土料理「鮭のチャンチャン焼き」は、石狩地方の漁師町が発祥と言われていますが現在では全国的に有名です。「チャンチャン焼き」の名前の由来は、"ちゃっちゃとくつくれるから"、"お父ちゃんがつくるから"、"焼くときに鉄板とヘラがチャンチャンという音を立てるから"などの複数の説が伝えられています。
岩手県
柳ばっと
柳ばっと
江戸時代、南部藩では農民がそばを食べることを禁じられていた時期がありました。法に触れずにそばを食べたい(「ばっと」はご法度が由来)、元気で長生きしたいという思いから、そば粉を柳の形の団子にしました。きのこや野菜のうま味たっぷりの汁がそばの味を引き立てます。
福島県
こづゆ
こづゆ
会津藩のごちそう料理として生まれ「かいつゆ」とも呼ばれていたこづゆは、現在も正月や冠婚葬祭など特別な日に欠かせないおもてなし料理で、何杯でもおかわりをしてよいとされています。
山形県
いも煮
いも煮
里芋とこんにゃく、ネギなどに加え、山形特産の牛肉を使う醤油味の内陸風、豚肉を使う味噌味の庄内風など、地域で味付けは異なります。
宮城県
はらこ飯
はらこ飯
宮城県亘理荒浜地方では、藩主伊達政宗が貞山運河の工事視察を行った際に、漁師が献上したのが始まりと言われ、地元産の鮭を使った秋の名物料理です。
岩手県
ひっつみ
ひっつみ
小麦粉を水でこねて1~2時間位ねかせたものを薄くのばし、手で引きちぎって(ひっつむこと)、季節の野菜等と一緒にだしで煮込んだ、主として醤油味の汁物です。
秋田県
きりたんぽ鍋
きりたんぽ鍋
炊きたてのご飯をすりつぶし、秋田杉の角串に竹輪状に巻き付けて炭火で焼いたものを「たんぽ(その形が稽古用の「たんぽ槍の穂先」に似ている)」と言います。
青森県
せんべい汁
せんべい汁
鶏肉などでとったスープに季節の野菜やきのこを入れて醤油などで味付けをし、汁物専用の南部せんべい(白せんべい)を割り入れ煮込んだ汁物です。
北海道
石狩鍋
石狩鍋
北海道を代表する郷土料理である石狩鍋は、その名の通りサケで有名な石狩川の河口にある石狩町の料理から生まれました。