アペリティフの日 " 三國シェフ 東京野菜とうま味のコラボレーション "
2011.06.01
フランス食品振興会の主催にてフランス食材の普及をテーマに、毎年世界各地で6月の/第一木曜日に行われる「アペリティフの日」。8回目となる今年は6月2日に行われた。 アペリティフとは食事の前にワインをはじめとするアルコール飲料やソフトドリンクとおいしいアミューズブーシュ(一口ディッシュ)とともに、友人たちとおしゃべりを楽しみながらゆったりと過ごすひと時。17名の著名シェフによるアペリティフと協賛企業ブースを含む24のブースが設置された。昨年の4回制から今年は5回制となり、またチケットは1週間前に完売するなど、このイベントの定着と益々の人気がうかがわれた。
その中で、「オテル・ドゥ・ミクニ」の三國清三シェフは今年のテーマを「東京野菜とうま味のコラボレーション」とし、5点のうま味アミューズを披露した。特定非営利活動法人 うま味インフォメーションセンターもメニューリーフとあわせうま味の紹介をさせていただいた。
バスク豚と野菜(赤・黄トマト、いんげん、人参、いヤングコーン)の新茶"うま味"ゼリー寄せ、フォアグラとシイタケの古いポルト酒と"うま味"だしのあんかけ、金ゴマ塗り"、雄ヒナ鶏とじゃがいもの"うま味"木炭風味のカナッペなど、江戸のうま味食材を組み合わせた5品が色とりどりに並んだブースには毎回長蛇の列ができた。
生憎の雨、6月にしては肌寒い一日だったが、参加者の熱気は悪天候を吹き飛ばし、会場はアミューズとワインを楽しむ顔であふれていた。