うま味インフォメーションセンター

活動報告

National Restaurant Association Show 2011

2011.09.01

レストランなどの外食産業の関係者に日本食の素晴らしさを伝え、うま味に富んだ日本食材を米国料理に取り込んでいただくことを目的として、シカゴのMcCormick Placeにて開催されたNational Restaurant Association Show 2011に於いて、日本食レストラン海外普及推進機構主催のもとUmami Seminarが5月23日に催されました。

本セミナーでは、Food NetworkのプロデューサーJenna Zimmermanさんの司会のもと、UIC ニューヨーク支局が、「UMAMI:The Fifth Basic Taste & The Essence of Japanese Cuisine」と題して、世界で注目を集めるうま味、うま味の発見と歴史、うま味の科学、食品中のうま味成分、うま味の健康価値を説明し、うま味に関する正しい理解をしていただきました。その後に、「Japanese Condiments and My Umami」と題して、Takashi RestaurantのTakashi Yagihashiシェフが、うま味に富み、他の4基本味が弱い日本のだしの試飲とともに日本食におけるだしとうま味の重要性をYagihashiシェフの経験を織り交ぜながら説明され、さらに「How to incorporate Umami in your recipe」と題して、Metropolitan Museum of Artの総料理長、Fred Saboシェフが、うま味を生かしたお料理の試食を通して、うま味は既に米国料理にいても重要な役割を果たしていること、如何にして米国料理にうま味のコンセプトとうま味に富んだ日本食材を取り込んでいくかの説明をしました。

講演当初は、東日本大震災の影響により日本食材が忌避されているのではないかと危惧していましたが、多くの聴衆が集まり、だしのとり方や日本食材の入手方法に関する質問が出るなど、震災後もうま味とうま味に富んだ日本食材が注目され続けていることがわかりました。同時に、うま味や日本食材の知識は浸透してきているものの、実際の使用にまではいたっていないこともわかり、この講演を通じてアメリカの外食産業関係の方々が、うま味に富んだ日本の調味料や食材を身近に感じ、各自のお料理に取り込んでくれることを期待しています。