うま味インフォメーションセンター

活動報告

うま味 チャリティー ディナー in ペルー

2012.01.03

日本料理と同じくペルー料理は主に野菜や魚を食材としており、低カロリーであるだけでなく、うま味に富んだ料理であるとして、近年、世界で非常に注目を集めています。
実際に、アメリカ・ニューヨークでもセビーチェという魚料理のレシピがWeb等で紹介されています。その一方で、ペルーにおいてはうま味に対する理解、認知度は未だ低いのが実情です。

うま味インフォメーションセンターは、ペルーにおけるうま味の認知度を向上させること、さらにこのチャリティーディナーの収益を国連のWorld Food Programに寄付し、ペルー農村地帯の栄養改善プロジェクトを支援することを目的に、ペルー味の素財団と共催でうま味チャリティーディナーをリマ市内の国連ゲストハウスで開催しました。

チャリティーディナーは、アメリカ・Nobuレストランのオーナーシェフでありペルー親善大使を務める松久信幸氏、京都の料亭「菊乃井」主人の村田吉弘氏、さらにペルーで活躍している料理人Toshiro Konishi氏、Pedro Schiaffino氏、Virgilio Martinez氏、Mitsuharu Tsumura氏、Astrid Gutche氏、Renato Peralta氏が加わり、シェフ、料理人全員の協力により日本料理、ペルー料理など6品の料理を参加された皆様に召し上がっていただきました。

250名分のディナーということで、日本、ペルーのシェフ、料理人の方々は準備段階から互いに協力し合い、一緒に調理をする中で信頼関係が生まれました。
また日本とペルーそれぞれのうま味食材に関する活発な情報交換や調理を通してうま味に関するより実践的な知識の習得なども行われ、うま味についてより深く理解する良い機会にもなりました。

ディナー当日、各料理人は各自の料理だけでなく、使用したうま味食材などうま味に関する魅力的な情報を、参加された在ペルー日本大使、同イタリア大使をはじめ皆さまに提供しました。参加された方々は貴重なうま味体験を経験しただけでなく、日本、ペルーの著名なシェフの料理を堪能し、思い出に残るディナーとなったことと思います。  

また、World Food Programのチャリティーディナーということでメディアの関心も高く、ペルー最大の新聞El Comercioは、ディナー当日の記事だけでなく、ディナーに先立って松久氏と村田氏のインタビュー記事を10月19日と11月15日の新聞に掲載しました。
インタビューの中で、松久氏はうま味だけでなく、うま味とグルタミン酸の関係について話され、村田氏はうま味が料理を作るうえで最も重要な要素であり、うま味を使うことで健康的な食生活を実現できると話され、記事を通してペルーの方々にうま味の魅力を伝えました。

尚、チャリティーディナーの収益US$30,000(約240万円)を国連World Food Programのペルー農村地帯の栄養改善プロジェクトに寄付いたしました。