うま味インフォメーションセンター

活動報告

(ミラノ万博関連イベント) Umami Summit in Milan -Master Umami and Transform Your Food!-

2015.08.17

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2015年5月、「地球に食料を、生命にエネルギーを」をスローガンに、ミラノ国際博覧会(ミラノ万博)がイタリア・ミラノで開幕しました。ミラノ万博は、初めて「食料」をメインテーマにした万博で、148の国と国際機関が参加し、それぞれ魅力的なパビリオンを展開しています。日本も「Harmonious Diversity-共存する多様性-」をテーマに、日本の農業や食品産業が地球規模の食料問題にどのように貢献できるかを世界に示しています。 弊センターも、うま味の基本情報や健康価値に関する情報を提供し、映像の中で紹介されております。
さらに、ミラノ万博で展開する日本の優れた「食」と「農」に関わる知恵と技を戦略的に発信する第二の拠点として、6月25日より7月13日の間、ミラノ市内のステッリーネ宮殿内に「ジャパンサローネ」を展開され、7月10日(金)、味の素株式会社主催による「Umami Summit in Milan-Master Umami and Transform Your Food!」が開催されました。 当センターは、本シンポジウムの企画を担当し、「うま味を知る!料理は変わる!」をテーマに、日本で発見され、今や世界中のシェフの関心を集める「うま味の魅力とちから」について3部構成で実施しました。
第1部のタイトルは「Learning Umami(うま味を知る)」。イタリア人ジャーナリストのステファニア・ヴィティさんが、映像とうま味体験を交えて、うま味の特徴について解説しました。はじめに「Umami Basics」、「Umami History」という2本の映像をご覧いただき、うま味の基本情報について理解していただきました。続いてドライトマト、うま味の強さの異なる二種類のだしを試飲・試食して、参加者の皆さまにうま味の特徴について体感していただき、さらに「Umami for the Next Generation」と題した映像で、シェフや科学者がうま味をどのように捉え、どのように伝えているかについてご覧いただきました。
第2部はパネルディスカッション。パネリストは、世界のNobuレストランのオーナーシェフ松久信幸氏、京都の老舗料亭「菊乃井」三代目主人村田吉弘氏、ブルガリ東京「イル・リストランテ ルカ・ファンティン」総料理長ルカ・ファンティン氏、フードジャーナリストでレストランオーナーのラウラ・サンティーニ氏、食科学大学准教授ガブリエッラ・モリーニ氏の5名、モデレーターは当センター理事の二宮くみ子が務めました。 パネルディスカッションでは、うま味を知ったきっかけ、うま味を知ることで料理はどのように変わったか、うま味を教えることの重要性、今後のうま味の可能性などについて、シェフ、ジャーナリスト、研究者それぞれの視点から意見交換を行い、うま味についてさらに理解を深めました。
第3部は会場を回廊に移しての「うま味テイスティングセッション」。松久信幸氏、村田吉弘氏のうま味レシピーをNobu Milanが調理し、参加者全員に配りました。林農林水産大臣夫人のご挨拶とルカ・ファンティン氏の乾杯でスタートし、参加者の方々は、松花堂風のお弁当箱に盛られたうま味リッチな料理のテイスティングを楽しんでいらっしゃいました。
ミラノ万博ジャパンサローネで開催された本イベントは、ミラノにおいて初めてのUmami Summitで、今回参加されたフードジャーナリストやシェフの方々に、世界に広がるUmamiの魅力とその機能について、さらに理解を深めていただく機会となりました。 当センターでは、うま味の理解・普及に向けて、国内外においてこのような活動をこれからも続けてまいります。引き続きご支援よろしくお願い申し上げます。
以上