うま味インフォメーションセンター

活動報告

都内の中学校でうま味授業

2021.12.10

成長期の青少年への「食育」は、生涯の健やかな食生活のためにとても重要です。うま味インフォメーションセンターはうま味についての授業で食育を支援しています。
2021年9月と12月には、都内の公立中学校 2校で「おいしさとうま味」と題した食育授業を行い、1年生と2年生、合わせて200人の皆さんに参加いただきました。

熱心に授業を聞く姿が印象的でした。

講師を担当したのは、当センター コンサルタントの二宮くみ子博士と澤晶子理事です。生徒の皆さんは、おしゃぶり昆布でうま味を体験したり、味噌湯に出汁を自分で加えて注意深く味わいながら、味を感じる仕組みや基本の五味、そしてうま味について学びました。
授業後は「うま味が全くない食べ物ってあるんですか?」という質問や、「今日の夜ごはんから、うま味をさがしたい」という感想など、さまざまな声が聞かれました。

※うま味は多くの食品に存在する共通の味ですが、砂糖や蜂蜜は甘味、塩は塩味、酢は酸味など、一部の調味料には その味しかしないものもあります。

授業をきっかけに、中学生の皆さんが日々の食事の中のうま味について興味をもってくださったら幸いです。