科学者と料理人が語る、うま味とだしの魅力!
2022.11.29
和食の特徴の一つに、「素材の持ち味を活かした料理であること」が挙げられます。それを可能にしているのは、うま味たっぷりの出汁です。昆布やかつお節、干し椎茸などからとる日本の出汁には、うま味成分のみが突出して多く、雑味を感じさせる成分が少ないため、素材の持ち味を活かすのに適しているのです。
2022年、うま味インフォメーションセンターは日本の出汁文化にフォーカスし、その素晴らしさとそこに含まれるうま味成分について紹介するための様々な施策を行いました。
6月にはウェビナー「うま味と世界に誇る日本のだしと和食」を実施。
日本料理店「一灯」店主の長田勇久先生、東京聖栄大学准教授の福留奈美先生に登壇いただき、出汁とうま味の科学、代表的な出汁(昆布とかつお節の出汁、いりこ出汁、野菜出汁、精進出汁)の特徴と歴史、それぞれの出汁の特徴を活かしたおいしいレシピなどを紹介していただきました。
ウェビナーの様子はWEBからご覧いただけます。
https://www.umamiinfo.jp/movie2/umamiwebiner/
11月には、日本の食文化を内外に発信する凸版印刷株式会社のサイトSHUN GATE*の記事「出汁とうま味が織りなす、日本の食文化『和食』」の発行に協力。
両先生方に再びご登場いただき、だしの科学や歴史、そのおいしさを活かすレシピなどを紹介していただきました。
世界中から注目を集めている和食、その中核をなす各種の出汁とうま味の魅力を更に多くの方々に知っていただきたいと、UICは考えています。
*SHUNGATEは、日本の「旬」を生む風土や地域、その背景にあるストーリーを丁寧に取り上げ、国内外に発信するサイトです。運営は凸版印刷株式会社。記事は日本語の他、英語、中国語に翻訳されています。
「出汁とうま味が織りなす、日本の食文化『和食』」
日本語: https://shun-gate.com/power/power_100/
英語: https://shun-gate.com/en/power/power_100/
中国語(繁体):https://shun-gate.com/zh/power/power_100/