日本の 郷土料理と うま味

京都府 の郷土料理

賀茂なすの揚げ浸し
賀茂なすの揚げ浸し

京都の郷土料理のひとつ「賀茂なすの揚げ浸し」。 京野菜の代表的な存在である「賀茂なす」は、主産地である上賀茂、西賀茂が名前の由来で、その大きさと特徴的な丸い形、肉質の良さなどから「なすの女王」とも呼ばれています。特に油との相性が良く、賀茂なすの揚げ浸しは京都の人々に馴染み深い定番のおばんざいメニューのひとつとして親しまれています。

大きな賀茂なすは、たっぷりの油を含んで独特の食感です。出汁に浸せば、一口噛んだ瞬間に口中にじゅわーとうま味が広がります。幸せな瞬間ですね。